胸の奥底に、今もキラキラと残り続けているのは、
稽古や本番の数々の場面と
なぜか、
劇団員全員で行った沖縄旅行。
誰も知らなかったと思うけど、
羽田の待ち合わせの時点ですでに密かに楽しく、
海と山と、泡盛飲み比べて、ガラス細工作って、ちんすこうを買う、基本的すぎる沖縄の旅。
おみやげに時間とりすぎて、帰りの飛行機にギリギリ。
モノレールの駅での
短い時間に凝縮された、集中力と鮮やかな団体行動。
家族でもない、友達でもない。
劇団員みんなが愛してやまない、多くを語らずも愛がにじむ大根さんの本に、似ていると思った。
